REAL HOPE Ⅳ

彼の親




「そろそろ泣き止め」


「…だっでえぇー」



久々の倉庫、久々のフカフカソファーに私はギュッとクッションを握りしめながら鼻水をすする。


すごく久々に来たこの場所と風神メンバーに迷惑をかけちゃっていたって事に、やっぱり初めは緊張してたけど


皆が「ジュンさんこんちわっス!!」あまりに今までどうりに接してくれるから、むしろここ二ヶ月私が来てなかった事なんてなかったみたいに優しく笑顔を向けてくれるから



ついつい私は皆の前で涙をぶちまけた。



そんな私を見て皆が笑って



それを見てハルマが優しく微笑む。



鼻水を垂らす私をツカサがバカにして


レツが呆れたように苦笑いをしていた。





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