REAL HOPE Ⅳ



そしてお父さんのように目を見開いたのは私も一緒だった。



何してんの!?って感じだし



何でインターホン押したの?って感じだ。



「ジュンの彼氏かい?」

「はい、綾瀬レツです」


レツは私そっちのけで綺麗に一礼すると、その切れ長な瞳を少しだけ細めた。



「今日はお話があって来ました」



…………お話?



私聞いてないけど…




話しって一体何!!?



しょうもない事言うんじゃないでしょうね!!



あんたの娘バカで困ってるんですとかじゃないだろうな!!!




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