REAL HOPE Ⅳ



頭がクラクラする。



立っているのか精一杯で


自分が息をしているのかも分からない。



もしかしたら息をしていないかもしれない、



自分が今 生きてるのか死んでるのかさえも分からない感覚。



いや、もしかしたら目を開けたまま死んでいるのかもしれない




右手に被さる温もりだけが私の意識を集中させていて



レツだけが私の視界を捕らえている。





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