REAL HOPE Ⅳ
永遠とケーキを食べた私に、ミサキは少しひきつった顔で
「俺が気持ち悪くなりそう」クリームを頬張るところを見ながら言ってた。
まぁ確かに、さすがの私も胃がムカムカしてきた
だからもちろん、その日の晩 私がキモチワルクなって寝れなかったのは言うまでもない。
一人の夜はやっぱり寂しかった。
だからかな…胸が疼いてしかたなくて、気が付いたらカキむしっていた。
わざと痛みが感じるように。あの日私がレツにつけてしまったキズをつぐなうように