DOLL+〜ボロボロだった俺の女〜
辛気臭いのを隠す様に、言葉を大きくした。


ママは美空の意図が伝わったのか、
クスリと笑って「じゃあ買いましょうか」とその服を持った。



「有難うっ、ママ!」


「ううん、可愛い美空の為ならママ奮発しちゃうー」


二人で顔を見合わせて笑いあった。




その後、適当に外食をしてママと仲良く帰宅。

………の筈だった。



何で何だろうね……
どうして、どうして、どうして?




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