DOLL+〜ボロボロだった俺の女〜
そして、あたしの前から去っていく…両親たち。


両親、いや……かつて両親だった…か。



そして親父がさっき置いていった紙を見る。



「……こんな…紙ペラ一つで、人生が壊れるなんて−−」


そして彼女は紙ペラを読すすめる。


−−−借金、1000万円……



「−−これだけかよ……」



机の上にぱさりと借金についての紙ペラを置く。



はぁ、上手い人たちですこと。

まさか私が借金の肩代わりなんて。

幸い、あたし…公立だから、バイトできるかな。


そんなことより、早く……
職場探さないと………



そう思っているとき
お決まりのあいつら達が来た。



そう“借金取り”−−−
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