視線から始まる秘密の恋
これでは、何のために大学に通っているのか分からない。


午後の講義は、真面目に聴こう。


午後の最初の講義は、あたしが楽しみにしている教職の講義だし!


そう思いながら、あたしは学食へと足を運んだ。


そして、カレーライスが盛られたお皿とスプーンをトレーの上に乗せると、会計を済ませて窓際の席へと向かった。


周りの学生達は、数人のグループを作って、テーブルを囲みながらお昼ご飯を食べている。
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