中学生のな・や・み
後ろを振り向くと、そこには一度も話したことのない、少女がいた。

なんで、私の名前を知ってるのか。全然予想が、つかない・・・。
戸惑いながらも、

「はい。雪奈ですけど・・?」
その少女は、何か決めたように話し始めた。

「私、1年2組の石川憂美って言います。」
いしかわゆみ??誰だろう??

「うん。でも、なんで私の名前知ってるの??一度も話したことないよね??」

「うん。そうだね。私、バスケ部なんだけど・・・。」
バスケ部??あおなと一緒だ。

「うん。バスケ部で?」

「雪奈ちゃんの名前は、あおなから聞いてるんだけど。」
あぁ~分かった!!今ここで謎が解かれた!!

「あぁ~あおなから?でそんで?」

「あおな、夏休み中一回も部活来てなくて・・・。」

「え???そうだったんだ・・・。」
だから、あおな部活の事聞いたとき気まずそうな顔してたんだ・・。

「うん。で、私は雪奈ちゃんが何か知ってるかな?って思って・・。」

「ごめんね!!私は、今聞いてびっくりしたよ~。」

「そっか・・。うん。またね!!バイバイ(*^_^*)」

何だったんだろう・・・。とにかく、明日あおなに聞いてみよっと!!
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