君smile。
「大樹くん、勉強に集中したいんじゃない?
あんたと別れてから恋愛にトラウマが出来たりして!」

笑いながら言う優花。
いや、地味に傷つくんですけど…



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思えば、アレは冬の出来ごとだった。
テニス部に入ってた優は、たまたま先生と
話してて帰りが遅れてしまった。

日が落ちるのが早く、寒くて最悪な帰り道。
優は部活用にジャージしか持って
きていなかった為、寒さに身が震えた。

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