君smile。
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付き合い始めてから1年と8ヶ月。
3年生の3月。
優たちは、高校は自分の希望優先と
いうことにした。
そのため同じ学校ももうすぐ終わる、
という事で旧3年5組でレクをしていた。
「あ、勝っちゃった!!」
「まじかよー!優勝は、大樹!!」
「いえーい」
盛り上がっているクラスの
片隅に、優がいた。
遊びに疲れ真紀と話していた。
「もうすぐ卒業だね」
「そうだね…優たち、何で違う高校に行くの?」
真紀は小学校からの友達だった。
頭も良くて、運動も出来て、しかもモテていた。
「あたしも考えたんだけど…
これで同じ高校行っても、将来の
自分の為にならないじゃん?
だから、高校しっかり勉強して、
大学も頑張って成長して会う事にしたの」