君smile。
「…ぅ…」
受話器の向こうで、かすれた声が聞こえた。
泣いてるのだろう。
久しぶりに聞いた、大樹の泣き声…
何だか一瞬、昔に戻った気がした。
沢山の思い出が頭にうかんでくる。
2人で行った遊園地、迷子になった大宮…
初めてのデートはコンビニだったよね。
動物園に行った時は、
大樹がウサギにひっかかれて…
そして、夜のベンチでキスをしたね。
あの時の優は、世界一幸せだったよ。
「ありがとう。大樹に会えて、嬉しかった。
大切な事を教えてくれてありがとう。
もう時は戻らないけど…これからは、
友達としてよろしくね」
受話器の向こうで、かすれた声が聞こえた。
泣いてるのだろう。
久しぶりに聞いた、大樹の泣き声…
何だか一瞬、昔に戻った気がした。
沢山の思い出が頭にうかんでくる。
2人で行った遊園地、迷子になった大宮…
初めてのデートはコンビニだったよね。
動物園に行った時は、
大樹がウサギにひっかかれて…
そして、夜のベンチでキスをしたね。
あの時の優は、世界一幸せだったよ。
「ありがとう。大樹に会えて、嬉しかった。
大切な事を教えてくれてありがとう。
もう時は戻らないけど…これからは、
友達としてよろしくね」