君smile。
まわりは何が起きているのか
把握出来ず、試合の方を応援していた。

ー話を聞いてる人はいない。
今しかない!いけ、優!

「…す…」
ここから先が言えない。
覚悟してても、声がつまっちゃう。
体温が上がる。
自分が何をしたいのか、
分からなくなってきた。

「す…」
「好きだよ」

「そう、それ!!それが言いたかったの~
……て、…え!?」
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