君smile。
さら…


渡瀬がつけている、
甘くてクールな香水の
においがした。

渡瀬の右手が、優の左手をつかんだ。

右手は優の頭の上にのっていた。

そして、自分の所へと
引き寄せる。

…わたせ…?

そこから渡瀬の顔は見れなかった。



「好きだ」
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