君smile。
「おっ♡邪魔者は退散するね~」
「ちょっと、優衣!!」
優衣は廊下へと出て行ってしまった。
もー、とため息をつく優。

「何だ、綾川知ってんのか。じゃー楽」
渡瀬が言った。

「そりゃ渡瀬は楽だろうけど…」
「あ、そういやホレ」
「?何?」
「俺のメアド。恋人同士、
メアド持ってないなんておかしいだろ?」

紙には英語が書かれていた。

「ありがとう」
優は、心から笑った。
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