君smile。
朝、いつも通りの登校。

優が校門を通り過ぎると、
1人の男性に話しかけられた。

「あ、優ちゃん?」
誰かに似ているような…

「…?誰ですか?」
「俺、渚の兄」

顔立ちは渚と同じで、
ただ目が大きくて凛とした顔つきだった。

優はペコリと会釈をして、
「すいません、チャイムなるんで」

そうして下駄箱に行こうとした。
しかし、引き止められた。
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