君smile。

そのまま二階の
部屋へ連れて行かれる。
ベッドとソファーのみの部屋。
「さあて」
渚の兄はこちらを見て
にやりと笑う。
「痛いッ」
優の手をつかんで、
ベッドに連れて行く。

ドンッ!!!

押し倒された優。

「何…っ」
「ハハハっ♪ここは俺が昔から使わせて貰ってる部屋。イケナイ事用に、ね…」

ゾクッ
背筋が凍りついた。
何をされるか分かる…
助けて渚!!

携帯を取り出し着信を
かけようとした瞬間、
大きい力で弾かれた。

「ダーメ」
にやっ。
ー嫌だ、怖い!!


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