シャボンの国 -the land of soap bubbles-
扉を開けて中に入ればそこは何も無い空間。
花音を中心として4人が花音を囲むように立った。
「…俺からいくぞ」
そう口にしたカイルの手の平に白銀の光が集中していく。
花音は以前に見たカイルの光を思い出して、口から言葉を漏らした。
「…透明じゃないの?」
最初に見たカイルの光は透明で多彩な色を持つ光だったのに。
「この国では個人によって魔力の色も違う。まぁ、命のシャボンにしても大体が髪の色と酷似してるんだけど。前に花音が見たのは透明だったろ?あれも罪人の魔力の色だ」
そう言われてなるほど、と思いながらも罪人という割にはあれはあれで綺麗だったと思い出す。
花音を中心として4人が花音を囲むように立った。
「…俺からいくぞ」
そう口にしたカイルの手の平に白銀の光が集中していく。
花音は以前に見たカイルの光を思い出して、口から言葉を漏らした。
「…透明じゃないの?」
最初に見たカイルの光は透明で多彩な色を持つ光だったのに。
「この国では個人によって魔力の色も違う。まぁ、命のシャボンにしても大体が髪の色と酷似してるんだけど。前に花音が見たのは透明だったろ?あれも罪人の魔力の色だ」
そう言われてなるほど、と思いながらも罪人という割にはあれはあれで綺麗だったと思い出す。