シャボンの国 -the land of soap bubbles-
それでも今のカイルの手の平に集中する光は、まるでシャボン玉というよりは―――、
「…綺麗。水晶玉みたい、」
その言葉にカイルが一瞬笑って。
更にその光の強さが増した。
それと同時にカイルの髪が黒から白銀へと変わっていく。
「…!カイル、髪が…!」
「あぁ、戻ったんじゃね?」
「もう罪人ではありませんからね」
そう言いながら青い光を放つジーク。
同じように銀色の光を放つ国王と、赤い光を放つ王妃。
あまりにまばゆい光に包まれて花音は目を閉じた。
「…綺麗。水晶玉みたい、」
その言葉にカイルが一瞬笑って。
更にその光の強さが増した。
それと同時にカイルの髪が黒から白銀へと変わっていく。
「…!カイル、髪が…!」
「あぁ、戻ったんじゃね?」
「もう罪人ではありませんからね」
そう言いながら青い光を放つジーク。
同じように銀色の光を放つ国王と、赤い光を放つ王妃。
あまりにまばゆい光に包まれて花音は目を閉じた。