シャボンの国 -the land of soap bubbles-
2
***
「花音、平気か?ちょ、俺どうすればいいんだ??」
先ほどからオロオロと部屋の中を行ったり来たりしているカイルに花音はどうにか声をかけた。
「カイル、平気だから。薬飲んだし寝てれば治るんだからそんな慌てないで、」
昨日、知らない間に体を冷やしすぎていたのだろうか。
起きた時には倦怠感と熱感に襲われて、行くハズだったバイトを休む事となってしまった。
幸い大した熱もなく、薬を飲んで安静にさえしていれば大丈夫だと思うのに心配そうに動き回るカイルのおかげで花音の気が休まる事は無い。
それでも、花音が言葉にすればカイルはようやくその動きを止めた。
「花音、平気か?ちょ、俺どうすればいいんだ??」
先ほどからオロオロと部屋の中を行ったり来たりしているカイルに花音はどうにか声をかけた。
「カイル、平気だから。薬飲んだし寝てれば治るんだからそんな慌てないで、」
昨日、知らない間に体を冷やしすぎていたのだろうか。
起きた時には倦怠感と熱感に襲われて、行くハズだったバイトを休む事となってしまった。
幸い大した熱もなく、薬を飲んで安静にさえしていれば大丈夫だと思うのに心配そうに動き回るカイルのおかげで花音の気が休まる事は無い。
それでも、花音が言葉にすればカイルはようやくその動きを止めた。