一生一緒にいてな？

初対面

電話を切った後、あやとと会うために私は化粧をした。

のやりとりをしながら、少しずつ近づいてくるあやと。

30分経ったぐらいに再度、電話が鳴った。

着信『池内あやと』

『もしもし？』

『おっ。あのさ、結構近い思うんやけど、高い家？』
『うん。公会堂が下にあんねん。』

『やっぱり？今そこにおるわ。家でかいな(笑)お嬢様やろ？』

『ちゃうしな。ぢゃあいくから待ってて？』

『あいよ。気をつけてな？』

『うん。ぢゃあね。』

そういって電話を切り、こっそりと家を出る。

初めての家出。

皆は寝てるため、起こさないようにゆっくりと裏口から外に出た。