続 3人は学校の人気者


「大体昔っからお前は危機感ってもんがないんだよ」


「それなら、瑠衣くんだって俺様過ぎるじゃん!」


お金持ちはみんなこうなのかな?



「それは俺の性格だろ。つか、俺に口答えするなんていい度胸してんじゃねーか」

はっ!やってしまった!


「ストップ!みんないる…から」


「それは俺には関係ないな」




ニヤリと瑠衣くんは笑うと私に近づく。




「それはこっちのセリフ、二人がイチャつこうが僕には関係ないけど授業があるからさっさっと戻るよ」


「チッ…」


瑠衣くんは舌打ちすると、ドアに向かって歩き出した。


た…助かった…。


零くんには感謝だなぁ…。



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