変態君と私
変態君に会いました







「俺と、つきあって?」



「はわわわ/////
是非お願いしますっ!」


あたしがそう答えると、彼はニコリとキレイに微笑んだ



思わず赤面するあたしを見て、彼はまたキレイに笑う



そして――――…













【起きろおおおお!】



「は!?」



目覚ましの音で目が覚めた
意識がまだもうろうとしているけど、お口から流れている汁をぐいっと手の甲で拭う



「…なんだ、夢か」



皆様、おはようございます
高畑 榎李【タカハタ カオリ】です




「せっかくいいとこだったのにな…」


あのあとどうなるか気になるのに…彼の顔もぼやぼやしててわかんなかったし…


しかもあの夢の前はキリンの夢だったのに、話飛びすぎでしょ



とか自分の夢を冷静に分析してみたり(笑)




「早く降りてこないと遅刻するからねー!今日入学式なんでしょ!」



下からお母さんの声が聞こえてきた



ちょっとだけ、妹の綾の笑い声も聞こえてくる




いつもと変わらない朝だけど、ちょっときゅんとしちゃう夢が見られてよかったな。なんてまだ眠い頭で思ってた





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