隣の人形

「くす。ありがとうございます。
上手く入れるコツがあるんですよ。
あ、良かったらアドレス聞いていいですか?入れる時にワンポイントを教えたいので」

出会って数分で他人のアドレスをゲットするとは、
高スキルを持った少年である。


ちょっとめりあちゃんが睨んでいた。
怖い。


「そうだ、猫の子供が生まれたんですよ。良かったら見ますか?写真、ですけど」


「あ、ああもちろん」
気を使ってくれる、三基君。


イケメンすぎる。
「写真持ってきますね」
といい、部屋から出て言った。
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