あなたは先生。あたしは生徒。
これこそデートだぁぁ!!



「花はどんなのがいい?」



連れてこられたのはジュエリーショップ。



「指輪?」

「そう。花の好きなの買ってやるよ。」

「えぇぇ!?いいよ!!悪いし…」

「言うと思った。じゃぁ俺が選ぶ。何号?」

「7号…。」


大和が指輪を買ってくれた。



嬉しい…。



「今日は帰んないよ。お父さんとママさんには言っておいた。」

「マジで!?」

「マジ。あっちじゃぁ公にデートも出来ないだろうから今日は楽しんでこいだってさ!!」

「最高…。あっ、この辺にご飯の美味しい居酒屋あるよ!!」

「連れてけ。」

「了解!!」



あたしは大和を居酒屋へ連れてきた。



「いらっしゃいませ~!!って花!?」

「由香里!?」

「こっちに帰って来てたの!?」

「うん!!由香里ってここでバイトしてるんだ!!」

「そうなの。花、彼氏?」

「うん!!」

「超かっこいい~…。」

「大和、こっちの友達の由香里!」



まさか友達に会えるとは思わなかった!!



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