あなたは先生。あたしは生徒。
バスって大嫌い…。



「花、飴あげる!!」

「いらない。」

「じゃぁガムあげる!!」

「いらない。ってか、ほっといて!?」



今は移動中のバスの中。



何故か隣には青山…。



さっきからズット話しかけてくる。



本気でウザイ!!



「青山君、席代わって!!あたし花に話があるの…。」

「いいよ…。」



ナイス夏希!!



青山はしょんぼり顔で健太の隣に座った。



「花…。大丈夫?青山君凄いね…。」

「どうすればいいの?あたし、好きな人いるってはっきり言ったのに…」

「困ったね…」



楽しいはずの修学旅行が全く楽しくない!!



「みなさ~ん!!今からゲームを始めたいと思いま~す。」



厚化粧のバスガイドさんが何やらゲームをするらしい。



「今から回すこの箱には質問が書いてあります!!一人1枚引いてくださいね。もちろん先生も!!」


バスガイドさんが箱を回してみんながそれを引いていく。



「引きましたか!?このゲームは一人ずつ質問に答えてもらうゲームでぇす。答えられなかったら罰がありますよ~!!」



罰ゲーム…。



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