あなたは先生。あたしは生徒。
それから青山は何かを忘れるかのように思い切り修学旅行を楽しんでいた。



普通に話してみるとなかなか良い奴だったり…



「花、俺、お前の事今すぐは忘れられないと思う。でも応援するからな!!」

「ありがと!!青山君ならあたしなんかよりも、素敵な彼女できるよ!!」

「花…。これからは友達でいてくれよ!!」

「うん!!」



ごめんね…。



あたしはみんなに言えない恋をしてるんだ…。



卒業したら必ず本当の事言うからね?



ごめんなさい…。



それからあたし達は自主研修を満喫してホテルに戻った。



「お前たちが最後だな。じゃぁメシの時間まで部屋で待機してろよー!!」

「「はぁい!!」」

「柏木、昨日部屋に出た虫は大丈夫か??」




虫!?



虫なんて出てないよ?



虫…。



青山の事!?



「うん!!もう諦めたみたいで外に出ていった!!」

「そうか!!」



みんなは頭に???を浮かべていた。


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