あなたは先生。あたしは生徒。
はぁ…。



ダルい…。



バカ大和!!



信じられない…。



「じゃあそろそろ外行くか。何してんの?早く服着ろよ!!」

「大和が脱がせたんでしょ!!」

「あは!!そっか!!じゃあ着せてやるよ。」

「いいからそっち向いてて!!」



あたしはそそくさと服を着て、髪を整え大和の待つドアの前へ行った。



本当に信じらんない!!



「よし!!行くぞ。」

「うん!!」



あたし達は手を繋いで旅館の外に出た。



そこにはすでに夏希たちが待っていた。



「中先おせぇよ!!」

「だって花がなかなか服着ないから…。」



はぁ!?



「大和!!」

「そう言う事ね…。」



あたし達は旅館の外を観光して回った。



久しぶりのデートだ…。



またこうして一緒にいれる事が嬉しい…。



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