あなたは先生。あたしは生徒。
ご飯も作り終わり、大和が学校から帰ってきた。



「疲れたぁぁぁ!!花ぁ癒して!!」



そう言って大和は後ろから抱きついてきた。



「大和、今日ね、掃除してたら大和のベッドの下から…。」

「見た!?」

「えっ!?見たよ!?」

「マジかぁ~!!あれは春輝のだぞ!?俺はお前だけで満足してるしてるからな!?」

「大和?何言ってんの?」

「えっ!?エロDVDだろ!?」

「違う!!式場のパンフレット!!」

「なんだぁ…。ビックリさせんなよ~!!」

「そんなもの隠してたんだ…」

「だからそれは春輝の…。」



それから大和は部屋着に着替えて一緒にご飯を食べた。



「大和はいろんな事考えてくれてるのにさ、あたし何もしてないよ…。」

「それでいいの。花に何かしてもらいたい時はちゃんと言うから。」

「でも…」

「花ちゃんは俺についてくればそれでいいんです!!わかった?」

「あい…。」



どうやら里衣ちゃんの言う通りだったみたいです!!


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