いじめられっ子と物の怪憑き少女
8章 朝から妙にうるさい誰か(これあたしの幼馴染み)
「ふあー」
“お前は女じゃねーだろ”と、突っ込みたくなるような大口を開けて、あくびをしならがらの登校。
やっぱり眠いなー。
なんて事を思いながら、ボーっと歩く。
昨日の入学式は、出ていなかった事がばれてなかったようで、怒られなかった。
まぁ怒られたってかまへんねんけど。