大切なこと。
ーーーー入学式ーーーーー
「どうしよう周りみんな頭よさそう。」
私はまさかの1組にいる。
周りはみな真剣に入学式を受けている。
ありないよー
そんな中斜め前に座る男の子に目を奪われた。
白い肌に整った眉そして鼻と口。
「キレー…」
「もしかして!あなた今奏ちゃんのこといったのー?」
えっ…あたしもしかして…もれてたんだ。声。
「えっ…奏ちゃんって?」
「ほらあいつ!今まえで挨拶してるやつ!」
そこには斜め前にいたあのキレーな男の子が挨拶をしていた。
「あーうん!そうだよ!めっちゃキレーでつい(笑)」
「もしかして…惚れた?」
「えー?まさか!ありえないよ」
確かにキレーとは思ったけど別に惚れたわけじゃない。
「よかったぁ。」
うん?もしかして…となりの子はあの男の子が好きなのかな…