大切なこと。
希望。

しばらくたってついたのは大豪邸。

「えっ…」

「ここがホントの俺ん家。」
「もしかしてさぁ。神谷くんてあの神谷財閥の子なの!?」

「そうだぜ。だから俺はお坊ちゃんなの(笑)」

えっ…(笑)
神谷くんがお坊ちゃん?
あの顔でお坊ちゃんって…(笑)

クスッ(笑)
「おっ!笑ったな。」

「えっ?」

「笑っている方が楽しいぜ?」

そういえばさっきまであんなことがあったのにもう笑えてる。

神谷くん…。

「お前が今日泊まる部屋教えてやっからこいよ。」

「うん。」

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