大切なこと。

私はお風呂から上がり髪を乾かして黒川さんの用意してくれていた服に着替えた。

ーコンコン…
「早川さん。入っていい?」

神谷くんか…

「はい。」

神谷くんは部屋に入り椅子に座った。
私から1番離れたところの。

「大丈夫?今日は学校どーする?」

そっか…今日は学校だ。
まだ学校始まったばかりだし…でも……

「いくよ!」

「無理しなくていいんだぜ?」

「うん。ただ…」

やっぱりこのままはいけないし…これからどうすればいいのかな…

「ん?あっもしかしてこれからのこと?」

「あっうん。服とかないし…それにここにいても…迷惑だろうしね(笑)」




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