友達か好きか。

翌日―


「おはよー、赤」


夢雨眠そう


「赤何笑ってんの？」


「あ、珠樹！夢雨すごい眠そうだからさ。」


珠樹もケラケラ笑い始めた


「珠樹も赤も俺のこと毎日笑いやがってー」


夢雨のいじける顔が可愛くて、顔がにやけてしまう


「ねぇ、赤ちゃん明日開いてる？」


すごい勢いで走ってきた悠太くんを呆然と見てしまった


「…え、私？」


「それは反則だろ、赤」


また、珠樹はケラケラ笑っている


「私は…空いてるけど、私だけで良いの？」


悠太くんが私を誘うなんて意外だった。
顔に合わないから…


「ありがとう！夢雨も明日来いよ！じゃまた、放課後」


そして、風のように去る悠太くん…