友達か好きか。

綺麗だなー

近くで見るとなおさら綺麗なピンクの塗装


「自転車どこ置けばいいんだろ…」


広く綺麗な自転車置き場は
いろんな色の自転車でパンパンだった


「自転車ならうちの場所広いから入れる?」


緑色の目に、長くストレートな髪に金色のメッシュ
それに、黒のマニキュア…

ポカーン

「…あとがと。」

すごい美人。

「もしかして、うちにビビってる~?」

美女が意地悪な笑みを見せながら言う

ビビってますけど…

「…ははっ。うちだってあんたと同じ転入生だよ?」

なんで、私が転入生って…

覚えがない。

「私は知らないよ?…ごめん」


だっ!


ナニ?あの人!
私を馬鹿にしてるの?それとも、ストーカー?



初めて見たはずなのに、あの意地悪な笑みは少し知ってる気がした…



うーん。誰だっけ?やっぱしらないよね?


「なーあ、珠樹~。たーまーきー?」

うっ?たまき?誰?意味わかんない…

「人違いですけど…」

かっこいい…
美女に続いて、美男?

この学校外も綺麗だけど・・・中の人達も綺麗なわけ?


「…誰?珠樹じゃないじゃん。」

間違えたくせに、ナニそれ。

この、美男も美女と同じ場所で見た気がする。


学校かぁ・・・違うよね?
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