友達か好きか。

「はぁ…自己紹介とか柄じゃない。」


珠樹らしい。

「2人ってなんか似てない?」


「「似てるかも。」」


えっ!もしかしての珠樹とのハモリ?
思ってることも同じなんだ。

「おー赤とはもったねー。」

なんでか珠樹には、心一瞬で許せた。

「珠樹は…私をどう思う?」

あぁ素でた。

「赤。」

「あ、か…?」

たぶん私は私って意味かな?
夢雨は隣で不思議そうに首をかしげてる。

「うん!赤は赤でしょ?分かり切ったこと言わせんな」

ドキッ。
そうだよね?

「じゃあ俺!北谷夢雨ちなみに彼女募集中の一般高校2年生な!」

珠樹いるじゃん!


「夢雨ばかじゃん?」
「夢雨は特別だよー」
「お前はねらえないだけだろー」

夢雨はクラスで相当人気な人だ。

「次赤じゃね?」

夢雨の自己紹介おわんの早いよ。
けど、クラスに馴染んじゃいけない

「共田です。よろしくお願いします。」

これぐらいがちょうどいい…はず?

「うちは教える名前はねぇ。以上!」


かっこいい…
一瞬珠樹に見とれてしまった…
いや、一瞬どころじゃないよ。


「どーした?赤?あーかー?」

珠樹の魅力に私は気付いた。

「あっ。ごめんぼーっとしてた!」


キーンコンカーンコン

タイミングいいな。

「夢雨?部活って何時から?」

珠樹はさっそく部活行くんだ。
なんか意外な感じ。


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