友達か好きか。
「なぁー赤は何部入るの?俺と珠樹は軽音部だけど…」

珠樹がギター?ドラム?
なんか柄じゃなさそう…

「おいおい、赤なに想像したー。うちみて笑うな」

「だって!たま…珠樹がギターとかドラムってなんか笑えて。」

「赤下ネタ言うーなよー。」

笑う夢雨と珠樹。

二人は似合いすぎて、一緒に入れるか少し不安。

「うるさいなー。私は…入らないや。」

「え?入らないの?赤はいんないなら軽音部入った意味ねぇーよ!!!」

珠樹の発言に少しビックリした…。

「隆幸と悠太がせっかく楽しみに赤をまってるのにかー?」

笑いながら夢雨は言うが、私からしたら隆幸も悠太も誰?
って感じ。

珠樹のまっすぐな瞳と私のゆれかかる瞳があう。

「…。はいろうかな?ね?珠樹!!!!!」

「はっ?!!!!なんでうちなんだよ!まあ、ずっと一緒だからな?」

「珠樹が意味深な言葉を言うから…でも、2人がいるなら部活はいる意味るじゃん?ずっと一緒とかいわれるとより…」

「いや…もちろん!赤がいない部活は授業と同じぐらいつまらないよ!って意味じゃん♪たぶん悠太は赤のタイプにどんぴしゃだよ?」

なんか珠樹に言われるといやだな…

私は珠樹に依存します。

「二人で会話すんな!!!!!!あ。悠太!」

「おぉー!噂の赤ちゃん?俺は小野悠太。ちなみに軽音部ではベースね。」

普通にかっこいい。
天然な顔してて、しっかりしてそう。

「赤の分析終了ってとこ?」

「また、珠樹の意地悪!」

けど、珠樹の優しさが伝わる・・・。

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