ゆーらぶみー!?
さっきの場面が頭を過る
瑠貴と女の子...
かなり似合ってた...
ムカつく...
やっぱり...あたしより女の子っぽい方がいいよね...
「る...瑠美!?」
急に泣き出すあたしを見て大樹先輩は焦る
「すいません...ちょっと...」
「ただいまーっと...」
瑠貴が帰って来たっ!?
瑠貴がリビングに入って来て、言葉が消えた
「...瑠美、コイツ誰だよ」
瑠貴の低い声
「この人は大樹先輩...」
「ふーん。なんで泣いてんの?」
「....」
そのことには何も答えない
「大樹先輩...すいません...今日は帰ってもらえますか...?」
「あぁ。急に来てごめんな。じゃあまた連絡する」
先輩はあたしの背中をさすって、家を出ていった