ゆーらぶみー!?
この時から、あたしは知っていた
瑠貴はあたしが好きなんだって
だけど、気付かないフリしてた
関係が壊れるのが嫌で...
瑠貴とはずっと言い合える仲が良かったから
「ご飯、何にしよう...?」
「俺、要らねえからな」
「なんで??」
「なんか、食いたくねえ...」
「風邪?はい、体温計」
体温計を瑠貴に渡す
風邪、うつされたくないなぁ...
...て、あれ?
さっき...キスしちゃったよね...?
瑠貴が風邪ならあたしもうつってるの!?
最悪だ...
あたし1人だから、ご飯は適当に作って食べる
「あー...まじでかよ...」
そう小さく呟いてる