ゆーらぶみー!?
「貸してっ」
体温計を取り上げるとなんとっ!!
37度5分も!!
なんで今まで我慢してたの!?
だからあの時、寝たいって言ったんだ...
「瑠貴、もう寝たら??」
「いい。大丈夫だから」
よく見れば顔色が悪い
「じゃああたし、お風呂入って来るから。出たら絶対寝るんだからね?」
「分かってるって」
あたしは初めて25分という短さでお風呂から出た
いつもなら1時間は入ってるのに...
「瑠貴?生きてる?」
「あぁ、生きてる」
顔色がやっぱり悪い...
「ほら、立って」
足がふらふらの瑠貴を支えてあたしの部屋に運ぶ
「はい、寝転がって」
「お前、異様に優しいな」
「当たり前でしょ!?病人なんだから」