ゆーらぶみー!?


だって!?


異様に瑠貴がカッコいいんだもん!!


「瑠美...俺にお前の全部くれよ...」


小さな声で今にも消えそう


「...なんで...?」


「瑠美が好きだから...瑠美は俺だけのモノにしてえから...離したくねえんだよ...」


「ッ...」


いつからなんだろう?


瑠貴の声があまりにも低いとキレてることに気付いたのは


だけど、低くてもその声には優しさがある


絶対あたしだけは責めなかった


だからあたしは瑠貴だけはそばに居たいと思った


その時なのかな?


瑠貴が好きって気付いたのは


だけど、幼馴染だからこそ壊せない壁があった


その壁は壊したくなった


でも瑠貴は恐れずに壊してきた


素直にあたしに言ってきた


あたしは...素直じゃないんだ...














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