ゆーらぶみー!?
あたしにとって?
「瑠美にとって俺って、どんな存在?」
「ッ...」
瑠貴の瞳が、すごく寂しそうに見える
こんな瑠貴の瞳は初めて見た
「そりゃ...ずっと一緒に居て当たり前って思ってる...」
それには何の偽りはない
だけど、言ってない想いはある
瑠貴には特別な想いがあるってことは
絶対、死んでも言えない
もうちょっといじめたいと思ってるから
普段、いじめられてるからね
「...そうか。ならいい」
ちょっと嬉しそうに笑う
「...瑠貴?」
急に立ち上がってあたしを見る
今までとは全然違って...
すごい澄んだ綺麗な瞳で
あたしを見つめる