ゆーらぶみー!?
血迷っても瑠貴なんかは選ばない
「ただいまぁ♪」
「おかえり。どうだった?」
「なにが?」
愛菜の隣の席に座る
頬杖をついて遠くを見る
「愛の告白は♪」
「...は?」
なに、それ
超昭和っぽいんだけど
「そんなんされるわけないよ。だって瑠貴はあたしが好きなんじゃないもん」
「は?まだそんなこと言う?」
「だって事実だし」
「はーい、席座ってー」
タイミングよく、先生が入って来た
「瑠美、次理科室だよ?」
「サボるからいい。教室に残ってるから」
「瑠美...」
愛菜は理科室へ行った
他の生徒も次々と教室を出て、あたしは1人残った