ゆーらぶみー!?
「ただいまーっと...」
家に着く
リビングに入って冷蔵庫からカルピスを取って飲む
自分の部屋に入ると瑠貴の服が散乱してる
服を拾い上げて綺麗に畳む
アイツに彼女出来たら彼女が気の毒だ
コイツ、何も出来ないんだし
自己チューでわがままで束縛強いし
そのくせ自分はモテていい気分?
ふざけてる
「姫、大丈夫?」
「え?」
振り返ればなぜか敬人が居る
「なんで敬人が?」
「愛菜に言われて。姫の様子が変だから見張っててって」
愛菜の奴...
鋭いな...
「瑠貴と何かあったの?」
「...別に何もないよ」
「この前のことは忘れて?姫の事は好きだけど、瑠貴には勝てないから」
敬人...
「勘違いしてるよ、敬人」