ゆーらぶみー!?
「敬人と一緒に来た。お前の様子が変だったからまだ風邪、治ってねえのかなと思って」
「治ってますから。2人とも、学校戻ったら?単位取れないよ」
「それ言うならお前もだろ」
瑠貴が鋭いことを言う
たしかにあたしも頭悪いけど...
今日はもう勉強する気が起きない
「出てって。瑠貴、もう二度と家に来ないで」
「なんでだよ」
眉間にシワを寄せてあたしに近寄る
「あの女子の家にでも行けば?すんなりヤらせてくれんじゃない?本気で瑠貴が好きなんだから、あの子達は」
「姫...それは言い過ぎじゃねえ?」
「敬人、先に学校戻れ。俺はコイツと話してくから」
「分かった。姫、じゃあな」
敬人はあたしの家を出て、学校へ向かった
「瑠貴も早く行けば?」
カバンを机の上に置いてベッドに座る
「何を怒ってんだよ」
「別に。怒ってなんかない」
「俺はお前だけって言ったろ」