ゆーらぶみー!?
「だから?あたしはアンタなんか大嫌い。だから来ないで」
「...」
「第一、幼馴染だからってここまで一緒に居るの変だと思わない?もうお互い高校生なんだけど?」
「だからなんだよ。前にも言ったよな?俺はお前が好きだって」
「だったらなんで...」
「は?」
「だったらなんであんなに周りに女子が居るの!?なんで女子に笑う顔と同じ顔であたしに笑うの?」
「...」
「もう来ないで!!二度と...あたしに話し掛けないでよ!!」
「ごめんな」
「ちょっ!?」
瑠貴があたしを抱き寄せた
「お前がそんなこと思ってたなんて知らなくて...ただ瑠美に嫉妬してほしかっただけだった。だけど...知らない間に俺が距離を置いてた。知らない間に俺が瑠美を離してたのかもな」
「ッ...」
「瑠美がツラいなら、全校に言ってやる。瑠美は俺のだって。瑠美が嫌なら俺の性格だってバラす」
「嫌だ...」
瑠貴が余計にモテたら...あたし、無理
「俺は絶対瑠美から離れない。つうか離してやらねえ」