ウサギとオオカミ~他校のアナタ~
「………送らせて?」
小首をかしげて私に問いかけた。
か…
か…
かわいいっ!!
「…………はい…。」
断れるわけないでしょおおお!
可愛すぎます…。
「あ、うー。」
「琉威くん!」
そこには、メガネをかけた琉威くんがいた。琉威くんは俗に言うイケメンというモノです。
家が近所で、勉強も教えてもらっていた。
昔から目が悪いらしくて、ずっと黒縁メガネをかけている。
私の事を「うー」といいます。