ウサギとオオカミ~他校のアナタ~
「うん。」
「………あ、あとメアドと番号教えて…?」
「ん?いいよ!」
心なしか、永澤くんの顔が少し赤い気がした。なんか…可愛かった。
「送信っ!」
「…ありがと。もう8時だから、帰ろうか。」
「……うん。」
ちょっと寂しい、な。
「……送る。バス?」
「え!?ありがとう…。うん、バス。」
無愛想なのに…すごい魅力があって、優しくて……。モテないハズがない…。
…って何考えてんのバカッ!