SCHOOI FRIEND ～高校編～

「ねぇ本当に言わなくていいの？」

「あぁ」

「だって彩音…中学生から“ストーカー”されてるだよ？しかも毎日のようにあとを着けてきたり電話やメールとか」

「コレは俺たちだけの秘密事だ」

「そうだな」

「わかった…」

「一番辛いのは彩音だからなぁ」

「……」

「犯人はわかってるのか？」

「あっそれなら他校の人だと思うけど」

「俺もそう思う」

「他校の誰だ」

「あっ!!」

「神木どうした？」

「中１の頃陸上大会で彩音ナンパされててそれでメアドとか電話番号をひつこく聞いてる人がいた」

「でも彩音そのあとにメアド変えたから大丈夫じゃあないのか？」

「アイツはパソコン関係は一流だからハッキングとか得意なんだ」

「マジかよ」

「彩音苦しんでるよね」

「あぁ…」

「芹崎祐希確か風神学園に通ってるはず…」

「風神学園って確か問題な生徒が通ってスクールカーストがあったはず」

「それって１軍・２軍・３軍・圏外に分かれてるはず」

「その中でも祐希って１軍のトップだったはず」