夜空すきですか。





「同じクラスじゃーん」




この仔は



冴木 琉花
さえき るか



名前は女の子っぽいけど

短い髪が似合う
活発てきでいつも
テンションが高い仔


みんなの人気者で




同じバスケ部なんだ♪







しっかりクラスの
メンバーの名簿を

確認していなかったこともあり


琉花をみのがしていたのだ。







私は琉花に駆け寄った。


「琉花がいてくれてよかった~。心ぼそかったよ」


「こっちも仲の良い仔が少なくてさみしかったんだ。優衣と一緒で良かった。」




騒ぐわたしたち



ひそひそ話しか聞こえない
静まり返った教室



なんだ、この差





「あ、優衣の席一番後ろね。」



「なんで知ってるの?」



てっきり
名簿順だとおもってた



「あれ」

琉花は
黒板を指差した





黒板には

クラス担任の先生で
あろう人物の字で





『先生がくじ引きで決めました』





と書かれてあった。





勝手にくじ引きかい!?



内心ツッコミたくなったのは
もちろん内緒の話♪






「琉花はどこの席?」





「一番前」




なにー!!


一番後ろと一番前




遠すぎでしょ



「授業中寝れないのが残念(笑」





噂によると琉花は


授業のほとんどを
寝て過ごしているらしい…





「寝ちゃだめじゃん」





「一番前だけど会いにこいよ。
移動するのめんどうだから。(笑」




「しょーがないなー。」







そういって


琉花は席に戻り





私も席につくことにした。





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