肉食系男×意地っ張り女【短】
「ちっ。」
舌打ちする彼。
何で私が舌打ちされなきゃ、いけないんだろう。
『あっ!
ちょっと、それ私の鞄。』
そして
何で私の鞄をとってまで
私と帰りたいのだろうか?
「欲しいんだったら、
ほら。」
手を差し出してくる藍川。
一体
何がしたいのか?
『わかったから。
一緒に帰る。』
こんな会話をしていても
らちがあかないので、
仕方なく
一緒に帰ることに
なってしまった。